腰痛 背中 の 痛み。 背中と腰の痛み 原因と対策

症状から腰痛の原因を調べる「1.痛みの特徴(痛む姿勢や大きさなど)」

腰痛 背中 の 痛み

腰痛の原因の多くは、腰の筋肉の疲労や、腰の骨(腰椎)の老化によるものですが、この場合は、 起き上がる時や前かがみ姿勢の時に痛みが出やすく、横になって楽な姿勢でじっとしていると痛みが軽快するのが特徴です。 一方、急に強い腰痛があらわれて、姿勢とは 無関係に痛みが続く場合や、 じっとしていても激しく痛む場合には、重大な病気が隠れていることがありますので、早期に詳しい検査が必要です。 「内科の病気による腰痛が心配」「腰痛の原因が知りたい」など、腰痛に関してご心配なことがあれば、どうぞお気軽に当院にご相談下さい。 なお痛みの原因によっては、近隣の整形外科や救急指定病院などに紹介させていただく場合がございます。 脊椎への癌の骨移転 骨の内部には骨髄があり、血液細胞を作っています。 骨髄は血管に富む構造のために、ほかの部分の癌(肺癌、乳癌、前立腺癌など)が血管を通って移動してきて、癌病巣を作ることがあり、これを 骨転移といいます。 癌細胞が増殖して骨を破壊しますので、少しの力でも骨折( 病的骨折)する場合もあります。 癌によって侵された部分は 日に日に痛みが強くなり、動いた時だけでなく じっとしていても痛みが続くのが特徴です。 腫瘍や骨折によって脊髄が圧迫されると 下肢の麻痺や 排尿困難があらわれます。 早期に診断して脊髄への圧迫が起こる前に放射線治療などを行うことが重要です。 (骨や筋肉や神経の病気による)よくある腰痛 背骨の中心部には骨のトンネル(脊柱管)があって、その中に脊髄やそこから枝分かれした神経が通っています。 脊髄から枝分かれした神経は、小さな穴(椎間孔)を通って骨のトンネルから外に出て、お尻や足へとのびています。 また、背骨の上の骨と下の骨の間には、クッション(椎間板)や関節(椎間関節)があって、背中や腰の動きをスムーズにしています。 骨や筋肉などの様々な場所にスポーツによる損傷や老化による変化が生じることがありますが、整形外科的な病気による腰痛はいずれの場合も、 起き上がる時や前かがみ姿勢の時に痛みが出やすく、横になって楽な姿勢でじっとしていると痛みが軽快するのが特徴です。 骨のとげや椎間板によって神経が圧迫されると、下肢のしびれや痛みが起こります。 整形外科的な腰痛には、色々なタイプがあって、 筋-筋膜性腰痛症(筋肉の疲労によるもの)、 ぎっくり腰・腰椎椎間関節症(椎間関節の捻挫によるもの)、 腰椎椎間板ヘルニア(椎間板が飛び出して神経を圧迫しているもの)、 腰部脊柱管狭窄症(加齢によって腰椎の骨が変形して骨のトンネルが狭いもの)、 骨粗鬆症・脊椎圧迫骨折(骨がスカスカになって背骨が骨折してしまうもの)などがあります。 ぎっくり腰の原因で最も多いのは、 腰椎の椎間関節症です。 これは、腰に力がかかった時に、椎間関節(背骨の上の骨と下の骨をつなぐ関節)の周囲の靭帯が引き伸ばされて捻挫が生じたものです。 主な症状は、重いものを持ち上げた時や不意に体をひねった時などに、急に 腰にギクッとする痛みが走り、しばしばお尻や太ももの外側にも痛みが出ます。 じっとしていても重いような痛みが続きますが、動くとギクッと痛むため、ソーッとしか動けないか、ひどい場合はまったく身動きできなくなります。 立ち上がっても腰を伸ばすことができず、少し前かがみの姿勢になりますが、その姿勢を長時間続けるのも痛いため、休みながらでないと歩けません。 痛み止め薬を使用して、3日~1週間安静にして過ごすと、痛みがやわらいで動けるようになってきます。 強い痛みが落ち着いたら、再発予防のために腰痛体操を行います。 なお、ぎっくり腰では、画像検査をしても原因が見つからないことがほとんどですが、長引く場合には、ヘルニアなど他の病気の可能性もあるためMRIなどの詳しい検査が必要です。 椎間板の老化は20歳頃から始まり、徐々に弾力がなくなって傷つき易くなりますが、強い力が加わったり繰り返し痛めた時に、椎間板が神経の通り道へと飛び出すことにより起こります。 20~40歳代の若年者に多くみられます。 主な症状は、初めは 腰痛があらわれ、やがて圧迫された神経に沿って 下肢のしびれや痛みが出現してきます。 ほとんどは腰椎下部(4番目の腰椎と5番目の腰椎の間、あるいは5番目の腰椎と仙椎の間)のヘルニアであり、坐骨神経に沿って太ももの裏側から下腿の外側、さらに足の指へと広がるしびれや痛み( 坐骨神経痛)が起こります。 稀に腰椎上部(3番目の腰椎と4番目の腰椎の間)のヘルニアでは、大腿神経に沿って太ももの前側から膝の内側にかけてのしびれや痛み( 大腿神経痛)が起こるものもあります。 物を拾う時や、 長時間座っている時に悪化しやすく、咳やくしゃみをした時には電気が走るような激痛が出ることもよくあります。 神経の圧迫が強いと、足に力が入らずつまづきやすくなったり、尿が出にくくなる場合があります。 治療としては、痛みの少ない姿勢で、1~2週間は安静にして過ごすことが大切です。 痛みが強い場合には、痛み止め薬を使用したり、神経ブロック注射を行います。 強い痛みが落ち着いてきたら、リハビリとして、温熱療法、マッサージ療法、腰痛体操などを行います。 数ヵ月経つと、飛び出したヘルニアは自然に引っ込んでしまうことも多いです。 但し、下肢の筋力低下や尿の出にくさがあらわれた時には、手術を考慮する場合があります。 高齢の方に多いですが、若い頃に重労働で腰を痛めた人に特に多くみられます。 特徴的なのは、 しばらく歩いていると、腰のあたりに重い感じがしたり、お尻・太もも・ふくらはぎ・足の裏などにしびれや痛み( 坐骨神経痛)があらわれて動けなくなりますが、しばらく座って休むとまた歩けるようになる症状( 間欠性跛行)です。 背筋を伸ばした姿勢だと悪化しやすく、前かがみ姿勢だと楽になります。 普通に歩くことは難しくても、手押し車での歩行や自転車は平気なことも良くあります。 脊椎管がさらに狭くなると、しびれや痛みだけでなく、足に力が入らずつまづきやすくなったり、尿が出にくくなる場合があります。 日常生活では、長時間の背筋を伸ばした姿勢を避けることが大切で、歩く時には杖や 手押し車を使い、家事などの立ち仕事は休み休みやるようにします。 治療としては、痛み止め薬、腰の神経の血流を改善する薬などを使います。 リハビリとして、温熱療法、マッサージ療法、腰痛体操、エアロバイクなどを行います。 症状が悪化して、短い距離しか歩けない場合や尿の出にくさが続く時には、手術を考慮する場合があります。 年齢とともに 骨密度はゆっくり減ってゆきますが、女性では閉経して 女性ホルモンの分泌が低下することにより、さらに骨密度が低下しやすくなります。 60歳代では、女性の3割、男性の1割が骨粗鬆症といわれています。 骨粗鬆症になっても骨折を起こさなければ自覚症状はありません。 骨粗鬆症があると転倒や外傷で骨折しやすくなりますが、高度の骨粗鬆症では軽い衝撃でも骨折してしまうことがあります。 高齢の方では、背骨や太腿の骨の骨折をきっかけとして、寝たきりになることが少なくありません。 脊椎圧迫骨折とは、背骨が骨折して、押しつぶされるように変形してしまう病気です。 圧迫骨折の多くは、胸椎の11番目・12番目、腰椎の1番目・2番目の骨に生じます。 主な症状は、腰に強い力が加わった時(転んだ時、布団を持ち上げた時、ドスンと腰かけた時、くしゃみ時など)に、 腰にグキッと強い痛みが走り、その後から寝返りの時や起き上がる時に強い痛みを生じるようになります。 中には、痛みを感じずにいつのまにか骨折していたという場合もあります。 折れた背骨が押しつぶされるように変形してゆくと、背中が曲がって、身長が縮みます。 背中が曲がることにより、腰の筋肉への負担が大きくなり、さらに腰痛が出やすくなります。 骨折したばかりの時期には、無理に動くと余計に骨がつぶれてしまうため、数週間は安静にして過ごすことが大切です。 ただし高齢の方では、寝たきり防止のため、 コルセットを装着した上で、早めに歩行訓練を開始します。 数週間で徐々に痛みは軽快してゆきます。 脊椎圧迫骨折の予防には、何といっても骨粗鬆症を予防することが重要です。 食事療法としては、カルシウム・ビタミンD・ビタミンKなどを補給するため、野菜・小魚・牛乳・きのこなどをバランスよくとることが好ましく、逆にインスタント食品や砂糖のとり過ぎを控えるようにします。 適度な運動を行うことも大切です。 骨粗鬆症のタイプや程度によって、カルシウム剤、ビタミンD、骨密度を改善させる薬などを使用します。

次の

睡眠中に背中が痛い!睡眠時の「腰痛・背中痛」と「寝具」との関係。

腰痛 背中 の 痛み

良い姿勢で立っているためには背筋や腹筋がバランス良く働いている必要があります。 背筋が働きすぎていたり、重いものを持ち上げたり、スポーツで負担がかかりすぎると、筋肉に炎症が起こり、筋肉の周りの筋膜を刺激し、痛みが起きます。 筋肉の症状は温めたり、マッサージや鍼治療などでも引きますが、背筋の負担を減らすためには、エクササイズを通して正しい身体の使い方を身につけることが必要です。 背中に筋肉の張り、あるいは筋肉からくるような腰痛がある時に行う運動としては、筋肉筋膜を強く引っ張るような、体を大きく動かして背中の筋膜がよく動くような体操がおススメです。 また背中の痛みで重篤な病気の一つに癌の転移があります。 がん細胞が血液に乗って背骨に流れてきて、そこで増えて、骨を壊し、骨が潰れて、背中に激しい痛みを起こします。 男性には前立腺がん、女性では乳がんが骨に転移しやすい癌です。 そのため乳がんや前立腺がんの既往がある人で背中が痛い人には、注意が必要です。 もう一つは解離性大動脈瘤です。 背骨の近くを通る大動脈の壁が傷んで中に血液が溜まってしまう病気ですが、血管が裂けるときに激しい背中の痛みを起こします。 そして最後には動脈が破裂してしまい、血圧が下がって、死に至りますので注意が必要です。 さらに背中の痛みで特に高齢の女性に起きやすいのが背骨の圧迫骨折です。 年を取って骨の密度が落ちてきて骨が弱くなってくると、布団を上げたりとか下の物を取ろうとするとか、ちょっとした力で背骨に負担がかかって骨折してしまいます。 骨が潰れた時には多くの場合、痛みを出しますが、なかには痛みなくちょっとずつ骨が潰れて背中が丸まっていく方もいます。 背中が丸まる変形が起きてしまうと、重心が前に行くので、さらに背骨に負担がかかりやすくなり、圧迫骨折の連鎖が起きてしまいます。 そうならないようにするためには若いうちからしっかりと運動をして骨の密度を保つ必要があります。 骨を強くするための運動としては特に決まったものはありませんが、散歩とかジョギングとかある程度身体に重力の負担がかかるような運動をした方がいいでしょう。 また背中の肩甲骨の内側あたりに痛みが出る場合には、首の関節から痛みが来ている可能性があります。 首にも腰と同じ椎間関節と椎間板があって、そこに負担が加わって痛みを出すことで、肩甲骨の内側の辺りまで下がっていくことがあります。 上を向いたり首を回したりすることで背中の痛みが強くなる場合には、その痛みは首から来ていると考えてください。 首にも良い運動は色々とありますが、ピラティスのロールアップなどは首の筋肉を使う効果的なエクササイズだと思います。 必要な場合はご自身の判断により適切な医療機関を受診し、主治医に相談、確認してください。 本記事により生じたいかなる損害に関しても、腰痛改善運営会社及び監修医などの関係者は責任を負いません。

次の

背中の張り・痛み・腰痛の原因…内臓の病気の可能性も [骨・筋肉・関節の病気] All About

腰痛 背中 の 痛み

筋肉や骨格系の機械的障害 整形外科の領域 であることがほとんどです。 多くの場合、正確な診断が付きませんが、数週間で自然によくなることが多く、安静にしていて症状が軽くなるなら、経過をみるだけでよい場合も多いです。 まれに、大動脈疾患、腎梗塞、膵炎 すいえん などの内臓疾患や、腫瘍や感染性の場合もあり、これらは早期の診断・治療が必要です。 チェックポイント 1 次のような症状の有無を確認する• ・歩行のつらさ• ・足のしびれ• ・脱力• ・発熱• ・血尿• ・体重減少 2 次のような環境を確認する• ・無理な姿勢や動きをしたか• ・姿勢を変えて痛みが変化するか• ・痛みの出るパターン 症状別解説 代表的な病気での典型的な症状経過を示します。 整形外科領域の疾患 無理な姿勢の瞬間や、無理な動きのあと、動くと悪化する場合には、椎間板ヘルニア、筋挫傷、筋膜炎が疑われます。 また、高齢の方や、ステロイドの長期使用歴がある方は、脊椎圧迫骨折が、一定時間歩くと脚部に鈍い痛みがある場合には脊柱管狭窄症が疑われます。 癌などの病歴があり症状が徐々に進行する場合は転移性腫瘍の可能性があります。

次の